食事と寝床を探してさまよう
神待ちサイトないし家出サイトが、こんなにも需要が高まっているのは、景気の悪化や、深刻な雇用問題に代表される、社会の暗雲がもたらした社会現象なのかもしれません。
つまり、まだ若い女の子の身近なところにまで、社会の亀裂は及んでいるほど、深刻な事態であるということです。
神待ちをしている女の子は、どの子も自分が今晩寝る場所の保障はありません。食事が出来るとも断言できません。
こうした現状をメディアも取り上げているようですが、このまま家出をする女の子が増えると、それを利用しようとする大人の男も多くなるのが世の常です。
そして、「援助交際」への道が出来てしまい、それによって、法律の改正が後を追う形をとるのです。
実態としても、家出をして家族以外の男性のところにお世話になるようになった女の子が、将来的に風俗のような男性相手にカラダで商売をする道を選びやすい傾向があります。
こうした実例があるからこそ、教育関係者も、警察も、社会学者なども、出会い系サイトを有害なものと断定するわけです。
しかし、問題の根本的な原因は、出会い系サイトの存在という、表面的な底の浅い話ではありません。
家出をする女の子の家庭環境や人間関係、もっといえば社会全体に問題があるのです。
問題の根元から解決の糸口を探さない限りは、結局のところは何らかの不祥事は発生してしまうのです。
かつては、家に居場所が無くなって飛び出した女の子には、選択肢はありませんでした。
つまり「風俗業界に飛び込む」以外に、道は無かったのです。
そして、風俗業界から足を洗うことは出来ずに、生涯を陰日なたで暮らすことを余儀なくされてしまうのです。
しかし、現在は100パーセント風俗業界に飛び込まなければならない、というような状況ではありません。
こうした出会い系サイトをうまく利用することで、かろうじて堅気の世界で生活をすることが出来ているとも、考えられないでしょうか。
出会い系サイトは、倫理の問題では複雑なところに位置しているのでしょう。
ですから、利用者一人ひとりのモラルが大切になってきます。
あくまで、相手の人格を尊重して、お互いの足りない部分、欲している部分を補いあえる関係の構築が、出会い系サイトでは求められうのです。
過激な行為に走り過ぎず、非日常的な出会いであっても、日常の延長線上であることを忘れないようにいてください。